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法面抑制工 連続繊維複合補強土工法
ジオファィバー工法
補強土工

工法の概要
 ジオファイバー工法は、連続繊維補強土を柱に3つの工法から構成された≪連続繊維複合補強土工法≫で、建設技術の新時代に向けて、環境にやさしい構造物の施工法として大きな期待が寄せられています。
 ジオファイバー工法を構成する、
 1つめは、砂質土と連続繊維をジェット水と共に噴射・混合させて法面に構築する連続繊維補強土工。
 2つめは、棒状の抵抗体を地山内に埋め込むことにより、地山自体の抵抗値を高め構造的一体化を図る地山補強工。
  3つめは、自然環境との調和を図りながら、樹林化など質の高い植物社会を形成する。緑化工です。

工学的な特性

1. 似粘着力の付与
  砂のような粒状土のせん断強さは、通常、内部摩擦角φに支配されます。連続繊維補強土では、砂粒子と連続繊維が相互の摩擦によって結合されており、ノレープ状のあるいはクロスした連続繊維が砂粒子の相対的移動を妨げています。力を受けて変形すると連続繊維が引っ張り補強材として働き、その張力に応じて拘束力が発生し、補強土に擬似粘着力が付与されます。
2. 降伏ひずみの増大
  連続繊維補強土は、降伏時の変形量が砂に比較して大きく、一般に砂の降伏ひずみは2〜6%です。連続繊維で補強した連続繊維補強土は6〜10%。となります。このことは、連続繊維補強土が不同沈下などによって局所的なひずみが生じた場合でも、それに追従しながら変形できることを示しています。
3. 侵食に対する抵抗
  連続繊維補強土は、土粒子と連続繊維が緊密に結合しているため、露出表面は風雨による侵食に対して十分に対抗することが実際の気象条件のもとで長期間放置した表面の観察によって確認されています。
表面の砂粒子は、風雨によって一部流出しますが、その場合でも露出した糸が内部を保護する役目を果たします。
また、連続繊維補強土は植生の土壌に適し、連続繊維補強土表面を緑化することにより、植物の根と繊維との相乗効果によって、連続繊維補強土のみの場合に比べて侵食に対する抵抗性が向上します。
4. 透水性
  連続繊維補強土の透水性は、連続繊維で補強する前の砂の透水性とほぼ同じです。これは連続繊維が土中の感覚の1%しか占めないためです。


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